原付スクーター(バイク)のエンジンがかからない原因は?代表的な故障例と対処法

「久しぶりに乗ろうとしたら、原付スクーターのエンジンがかからない…」
「信号待ちでエンストして、そのまま動かなくなってしまった…」

バイクリサイクルジャパンでは、不要となった原付・バイクを無料回収していますが、
お申し込み時に車両の状態をお伺いすると、約7割の方が「故障して動かなくなった」と回答されます。

今回は、当社で整備・点検を担当しているスタッフの実例をもとに、
原付スクーターのエンジンがかからなくなる代表的な原因
考えられる対処法を分かりやすく解説します。

目次


エンジンがかからなくなる2つの典型パターン

エンジンがかからなくなった経緯を伺うと、症状は大きく次の2パターンに分かれます。

  • ① しばらく乗っておらず、久しぶりに始動しようとしたらかからない
  • ② 走行中にエンストし、そのまま再始動できなくなった

① 長期間放置後にエンジンがかからない場合

「久しぶり」の期間にもよりますが、原因はほぼ次の2点に集約されます。

原因1:バッテリーあがり

最も多い原因がバッテリーあがりです。
特にインジェクション車の場合、バッテリーが完全に上がってしまうとキック式でもエンジンがかからないケースがあります。

インジェクション車は、燃料供給に電動燃料ポンプを使用しているため、バッテリー電圧が不足するとガソリン自体が供給されません。

キーをONにした際、燃料ポンプの作動音が聞こえるかどうかもバッテリー状態を判断する目安になります。

対処法としては、

  • バッテリーを充電して様子を見る
  • 新品バッテリーへ交換する

今後も乗る予定がある場合は、新品交換が安心です。

原因2:ガソリンの劣化・ガス欠

ガソリンも油分のため、長期間放置すると劣化します。
劣化したガソリンは粘性を持ち、エンジン不調や始動不能の原因になります。

さらに、燃料ポンプ・燃料フィルター・キャブレター・噴射弁の詰まりを引き起こし、エンジン破損につながる恐れもあります。

劣化ガソリンの入れ替え作業は、車種によって手順が異なります。
取扱説明書を確認するか、バイクショップへの相談をおすすめします。

また、タンク内にガソリンが残っていても、燃料がエンジンまで届いていない状態はガス欠状態と同様です。
この場合、専門的な清掃やオーバーホールが必要になります。

② 走行中にエンストして再始動できない場合

普通に走行していて、信号待ちなどで突然エンストした場合は、事前に何らかの前兆があった可能性があります。

原因3:燃料系トラブル

多いのがガソリンへの水混入です。
タンクキャップから雨水が侵入し、エンジンに回ってしまうことでエンストや始動不能を引き起こします。

予防策としては、定期的な水抜き剤の使用が効果的ですが、発生後は早急にバイクショップでの点検が必要です。

原因4:吸気系トラブル(カーボン噛み)

インジェクション車に多いのがカーボン噛みです。
不完全燃焼によるカーボンがバルブに噛み込み、圧縮不良を起こしてエンジンが停止します。

オイルの入れすぎが原因になることも多く、日頃のオイル管理が重要です。

カーボン噛みは、エンジンオーバーホールが必要になる場合もあり、修理費用が高額になる可能性があります。

まとめ:日頃のメンテナンスが最大の予防策

原付スクーターのエンジンがかからない原因は多岐にわたりますが、日頃のバッテリー管理・ガソリン管理・オイル管理がトラブル予防の鍵になります。

修理が難しい・費用が高額な場合は?

修理費用が高くつく場合や、今後乗る予定がない場合は廃車・処分という選択肢もあります。

バイクリサイクルジャパンでは、動かない原付・バイクについても状態を確認のうえ、無料回収や廃車手続きのご相談を承っております。

バイクリサイクルジャパンの無料回収・廃車代行

「原付・バイクを処分したい」「面倒をまとめて任せたい」——そんな時は、まずはお気軽にご相談ください。


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よくある質問

Q1. セルは回るのにエンジンがかからないのはなぜですか?

A. セルが回る場合でも、ガソリンが供給されていない
もしくは点火・吸気に問題がある可能性があります。
バッテリー電圧不足、劣化ガソリン、燃料系の詰まり、カーボン噛みなどが代表的な原因です。

Q2. キック式なのにエンジンがかかりません。故障でしょうか?

A. インジェクション車の場合、バッテリーが完全に上がっていると
キックしてもエンジンはかかりません
電動燃料ポンプが作動しないため、まずはバッテリー状態の確認が必要です。

Q3. 長期間放置していただけですが、修理が必要ですか?

A. 放置期間が長い場合、バッテリーあがりだけでなく
ガソリンの劣化や燃料系の詰まりが起きている可能性があります。
簡単な対処で直るケースもありますが、状態次第では専門店での点検が必要です。

Q4. 修理費用はどれくらいかかりますか?

A. 故障内容によって大きく異なります。
バッテリー交換のみで済む場合は数千円〜1万円前後ですが、燃料系・吸気系のトラブルやオーバーホールが必要な場合は、数万円以上かかることもあります

Q5. 修理するか、処分するか迷っています。

A. 修理費用が高額になる場合や、今後乗る予定がない場合は廃車・処分も現実的な選択肢です。
状態によっては無料回収や廃車手続きの代行が可能なケースもありますので、一度相談して判断するのがおすすめです。

Q6. エンジンがかからない原付でも無料回収してもらえますか?

A. はい。不動車・エンジンがかからない原付でも、車両の状態を確認したうえで無料回収が可能な場合があります。
修理か処分か迷っている段階でも、お気軽にご相談ください。