
何らかの理由で乗らなくなってしまった原付スクーターやバイクなどの処分(廃車)方法ってご存じでしょうか?
バイクや車関係に詳しい方であれば、その処分方法をなんとなく知っているでしょうし、また”google”などの検索サイトで『バイク 処分方法』などというワードで検索してみると詳しく丁寧に書かれているサイトが表示されるのではないでしょうか。
しかし、例えばバイクに疎い方ですと、処分すること自体を後回しにしてしまい、気が付くと5月過ぎには乗っていない原付スクーターの”軽自動車税納付書”が届くこととなり、その乗っていないバイクの税金を払うハメとなってしまいます。
ちなみに一旦発行されてしまった”軽自動車税納付書”については、既に納税の義務が生じてしまっているので、実際に『乗っていなかった』としても支払う必要があるということを理解しなければなりません。
もし”もう原付スクーターに乗ることはないな…”と分かった時点で『廃車』の手続きをおこなえば、翌年に”軽自動車税”が課税されることはありませんから、後回しにすることなく早めに対処することをお勧めします。
さてここで、『廃車』について少し説明をさせていただきます。
私たち『バイクリサイクルジャパン』のようなバイク引取り専門業者では、皆様より『廃車』について多数のご質問をいただきます。
「廃車ってなんですか?」
「廃車に手続きが必要なんですか?」
「乗らなくなったバイクを引き取ってもらうことが廃車ってことですか?」
などなど…
そもそも『廃車』とは、現在所有しているバイクや原付スクーター、また自家用車などの”車籍”を抹消することを一般的に『廃車』と言ってるかと思います。
簡単に言い換えるのであれば、”ナンバー”を返納して『公道では乗れない状態』にしてしまうということですね。
したがって、この『廃車』をおこなう場合には、原付などであれば市町村など行政の納税課であったり、それ以外の自動二輪車であれば住所を管轄する運輸支局や自動車検査登録事務所などに出向き『廃車手続き』をおこなわなければなりません。
この『廃車手続き』については下記にて詳しく説明しておりますので、こちらをご確認いただければと思います。
◉原付バイクの”廃車(ナンバー返納)”手続きっては実は簡単に出来るんです!
なお、この『廃車手続き』をおこなって”ナンバー返納”が済んだ状態の車両”も『廃車』という意味に含まれることがあるため、バイクや車などに疎い方であれば混乱してしまうこともあるようです。
また、同じような例として『廃車』=『スクラップ処分(廃棄処分)』と混同されている方も多いのかなと思います。
例えばこのような事例として下記のようなことがよくあります。
「乗らない原付スクーターを廃車したいです…」とのご依頼でしたのでお電話にてより詳しく状況を伺ってみると、『ナンバー返納済み(廃車済み)』のバイクを引き取って欲しいという内容のご依頼でした。
これは上記で記した通り、『廃車』=『スクラップ処分(廃棄処分)』と混同してしまっている一例ですね。
いずれにしても、『廃車』とは”ナンバー”を返納することによって公道で乗れない状態にするとともに、翌年の『軽自動車税』が掛からなくなると覚えておくと良いのではないでしょうか。
なお、翌年の『軽自動車税』が掛からなくなる”税止め”については、引越しを行っている場合などに別途手続きが必要になる場合がありますので、行政の納税課など担当窓口まで確認をするようにしていただければと思います。
ここまで『廃車』について長々と記載してまいりましたが、ここまでが”不要になった原付スクーターやバイクの処分”における重要なファーストアクションとなっています。
ここから先はどのように処分するかを自身で選択する必要に迫られます。
というのも、原付スクーターやバイクなどの”自動二輪車”は一部の行政を除き『ゴミ』として収集することはありません。
【参考/岐阜市】
原付バイク本体(50cc以下)は、粗大ごみとして処理することができます。(有料)
問い合わせ先:粗大ごみ受付センター
電話 058-243-0530
https://www.city.gifu.lg.jp/shitsumon/kurashi/1009774/1009842/1009848.html
上記の自治体については、原付バイク本体を『粗大ゴミ』として扱い自治来での引取りが可能という例外とも言うべき事例ですが、基本的には原付スクーターやバイクなどの”自動二輪車”を『ゴミ』として収集することはありませんので、『廃車手続き』の後にどのように進めるのかを下記の6項目より選択する必要があります。
☑ナンバー返納後の6つの選択肢
①”バイクリサイクルジャパン”のような処分・引取り専門業社に回収を依頼する。
②近所のバイクショップ(廃棄二輪車取扱店)経由で『二輪車リサイクルシステム』を利用して処分する。
③少しでも価値があるバイク(原付スクーター)であればバイク買取専門店に売却する。
④”ヤフオク”や”メルカリ”などのオークションサイトを利用して売却する。
⑤友達などに有償又は無償で譲渡する。
⑥スクラップ業者に持ち込みをおこない有償にてスクラップを依頼。
上記6つの方法以外にも出てくることかと思いますが、まずは上記方法のそれぞれ”良い点”、”悪い点”を考えてみたいと思います。
①”バイクリサイクルジャパン”のような処分・引取り専門業社に回収を依頼する
<○良い点>
・引き取り・回収費用がかからず”無料”で処分することが可能。
・廃車手続き(ナンバー返納手続き)の代行も無料で行ってくれる業者もある。
・バイクの車種によっては、気持ち程度の買い取り金やギフトカードなどを配布する業者もある。
<✕悪い点>
・業者を見極めないと回収当日に別途費用をを請求するような悪質な業者も存在している。
・飛び込みで引取りを提案してくるような違法な業者も存在している。
②近所のバイクショップ(廃棄二輪車取扱店)経由で『二輪車リサイクルシステム』を利用して処分する。
<○良い点>
・バイクメーカーが主導している『二輪車リサイクルシステム』を無料で利用できるので安心。
・再資源化施設によって車体を完全にリサイクルするため、他人に再販されたりするような2次利用がない。
<✕悪い点>
・『二輪車リサイクルシステム』を利用することは”無料”だが、地域の指定引取所までは自分で運ぶ必要あり。
・自分で指定所まで運べない場合はバイクショップなどに依頼をするため搬送費は実費負担となる。
③少しでも価値があるバイク(原付スクーター)であればバイク買取専門店に売却する。
<○良い点>
・稀少な車種や人気車種、程度の良い現行車種であればそこそこの金額で売却できる可能性がある。
<✕悪い点>
・型落ち(旧型)や故障や不具合が発生している原付バイクについては売却の可能性は見込めない。
・売却ができない車種の引き取り・回収は処分費用を実費負担しなければならない場合がある。
④”ヤフオク”や”メルカリ”などの『オークションサイト』を利用して売却する。
<○良い点>
・業者には買取ってもらえない車種でも『オークションサイト』を通して売却できる可能性がある。
<✕悪い点>
・売却できた場合、相手との連絡や配送手続きなど全ての対応を自分で行う必要がある。
・『オークションサイト』などの性質上、信頼できる相手との取引になるのかは不明。
・車体受け渡し後に購入者からの不具合などの予期しないクレームなどにも対応する必要がある。
⑤友達などに有償又は無償で譲渡する。
<○良い点>
・車体を確認しながら不具合なども共有して双方納得のうえ譲渡できるのでクレームに発展することがない。
<✕悪い点>
・『廃車』せずナンバー付きのまま譲渡した場合、名義変更を行わないまま乗られてしまう可能性がある。
・名義変更をされないままだと、税金や交通違反の通知が届くなど重大なトラブルにつながる可能性がある。
⑥スクラップ業者に持ち込みをおこない有償にてスクラップを依頼。
<○良い点>
・車体を完全に破砕してスクラップにするため、他人に再販されたりするような2次利用がない。
<✕悪い点>
・スクラップ業者まで自分で運ぶ必要あり。
・スクラップ費用は実費負担となる。
【参考】
◉「二輪車リサイクルシステム」って本当に無料??
それぞれ6つの方法の”良い点”及び”悪い点”を挙げてみましたが、その内容についてはさらに深く精査してその方法を決定する必要があるかと思います。
”実費負担”が伴う方法もあれば、”完全無料”にて処分を行う方法。
また、全てご自身で行う方法もあれば、専門業者に完全にお任せする方法などなど…。
処分をされるご自身がそれぞれの内容をよく理解し、更にその気になった方法を深くリサーチをすることで、”バイク処分”におけるトラブルなどを未然に防ぐことができるのではないでしょうか。
例えば、『絶対に費用も手間もかけたくない!ついでに面倒な”廃車(ナンバー返納)手続き”もお願いしたい‼』ということであれば、我々『バイクリサイクルジャパン』の利用をご検討いただければと思います。
私たち『バイクリサイクルジャパン』では、乗らなくなった不要なバイク・原付スクーターの処分において、ご依頼者様が費用を負担することが一切ない”完全料”にて引き取り・回収をさせていただいております。
もちろん、面倒な”廃車(ナンバー返納)手続き”の代行も含めて”完全無料”にて対応をさせていただいております。
ご不明点やご質問、またご依頼の際には『バイクリサイクルジャパン』フリーダイヤルまでご連絡ください。
皆様からのご連絡をお待ちしております。
◉『バイクリサイクルジャパン』オフィシャルサイト
https://bikerecycle.jp/
(written by hitoshi.©)